政府は5日の事務次官会議で、馬券の売り上げのうち、75%と定められている払戻金の
上乗せを拡大できることを柱にした競馬法と日本中央競馬会法の改正案を決めた。
6日の閣議で正式決定する。払戻金を増やすこと(=控除率引き下げ)でファンへの利益
還元を図り、売り上げ増を狙う。
現行では既に05年の法改正で単勝、複勝に限定して、売り上げの80%を払戻金に
充てられるようになっている。
馬券の種類は、単勝、複勝のほか、枠連、馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の計8種類ある。
日本中央競馬会や地方競馬を主催する自治体が、今後どの馬券にどの程度上乗せするかを
決める。上乗せの上限は農水省が定める。
nikkansports.com
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