◇新潟市に複合商業施設ラブラ
新潟市万代1の旧ダイエー新潟店跡に2日、複合型商業施設「ラブラ万代」がオープンし、
開店直後から大勢の買い物客が詰めかけた。2005年11月末のダイエー撤退から15カ月。
万代シテイの表通りに、にぎわいが戻ってきた。
ラブラ万代は、地下1階、地上6階で店舗面積は計約2万平方メートル。「ラブラ」は「愛」と「
ぶらぶら散策する」を掛け合わせ、万代シテイに人を呼び込もうという願いを込めた。
入居テナントは、県内初進出も含め計43店舗に上る。
カジュアル衣料を提供する「GAP」や、アウトドア衣料の「L・L・Bean」も出店。県内最大規模の
CDとDVD計約9万点を誇る「ヴァージン・メガストア」のほか、県内初進出の「ロフト」では生活雑貨
や文具など6万点を取りそろえた。
近隣から移転した「紀伊国屋書店」は売り場面積を倍増。地下には「イオン」が食品売り場を設け、
地場産の野菜や鮮魚にこだわった品ぞろえを展開する。
この日は開店前から長い行列ができ、午前9時半からテープカットなどを行った後、予定より15分
早めてオープン。
午前7時半に1番乗りした新潟市太夫浜の大学生、小林文平さん(20)は「新潟にない若者ブランドの
ショップを見たい」と足早に店内へ駆け込んでいった。
タクシー乗り場で客待ちをしていた個人タクシー運転手(74)は「万代シテイ全体に、にぎわいが
戻ってきた」と歓迎していた。
画像:開店直後から多くの買い物客が詰めかけたラブラ万代=2日午前10時すぎ、新潟市万代1
ttp://www.niigata-nippo.co.jp/pref/dataimg/231245.jpg 新潟日報
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