9日午前、東京・世田谷区の東急世田谷線の踏切で、遮断機があいたままの踏切を
電車が通過するトラブルがありましたが、けが人はありませんでした。
9日午前10時20分ごろ、東京世田谷区桜の東急世田谷線の踏切で、
停電が起きて遮断機があいたまま動かなくなり、まもなく三軒茶屋発下高井戸行きの
2両編成の電車が踏切を通過しました。
当時、踏切には車や人は通っておらず、電車に乗っていたおよそ100人にけがはありませんでした。
東急電鉄によりますと、踏切が停電した場合、設置されている表示灯の電気も消えるため、
運転士はそれを確認して、踏切の手前で停止することになっていますが、
運転士はこの表示灯を見落とし、踏切の直前で気づいて非常ブレーキをかけましたが、
止まりきれなかったということです。
東急電鉄は、運転士が表示灯を十分に確認していなかったことがトラブルの原因とみて、
すべての運転士に表示灯の確認を徹底するよう指示をするとともに、年内をめどに、
沿線にある34か所の踏切に、停電対策のためのバッテリーを設置することにしています。
NHK首都圏ニュース
(ソースは時間がたつと、別の記事に変わってしまいます。ご了承下さい。)
http://www.nhk.or.jp/shutoken/lnews/02.html