知的障害者らが住民票を勝手に取得され、さらにこの住民票を使って
自分名義の運転免許証を不正取得される被害が、神奈川県内で相次いでいることが7日、わかった。
障害者になりすまして不正取得された免許証は少なくとも10人分。
消費者金融からの借り入れや銀行口座の開設などに悪用されており、
神奈川県警は犯行グループのうち2人を逮捕した。
他人の住民票でも免許証を取得できる現行制度の抜け穴が突かれた形で、
警察庁は、対策を検討したいとしている。
詐欺や有印私文書偽造の疑いで逮捕されたのは、横浜市旭区白根町、配管工星信寛(36)、
同市緑区三保町、会社員鮫島剛(36)の2被告(別の逮捕監禁罪などで起訴)。
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070208-00000001-yom-soci