卓球の福原愛選手(18)が4月からNHK教育の語学番組「とっさの中国語」
(4月2日スタート、月曜後11・25)にレギュラー出演することになった。
08年の北京五輪を目前に、知っておくと役立つ中国語のフレーズを視聴者に指南。
ネーティブ級の発音?でスマッシュ並みにバシッと決める。
福原が中国語を学び始めたのは、中国人コーチとの練習を開始した10歳のころ。
そのレベルは今や、語学番組のレギュラーに起用される域まで達していた。
「とっさの中国語」は、俳優の谷原章介(34)と京劇俳優の盧思=ろし=(34)が
中国を旅行する紀行風ミニ語学番組で、毎回5分間の放送。
福原は、旅先で遭遇するさまざまな場面で対応できるよう、
便利なフレーズを指南する「キーフレーズ・ナビゲーション」を盧思とともにまかされた。
NHKでは、05年12月26日、06年1月9日の2回にわたって「中国語会話」内で
福原のインタビューや卓球の中国スーパーリーグでの活躍などを放送したところ
好評だったため、レギュラー出演を依頼。福原も「中国語会話」以来、
語学番組に興味を持っていたことから快諾した。
福原の中国語については、盧思も「発音は完全にネーティブ」と太鼓判。
本業の卓球に影響しないよう、全25回分すべての出番は先週、収録した。
ピンクと赤のチャイナ服姿で中国語を得意そうにあやつっていたという。
4月には早大スポーツ科学部に進学。おなじみのキュートな笑顔とともに、
インテリな一面を見せる機会も増えそうだ。
NHKの語学番組では、01年に中田英寿氏が「イタリア語会話」に
インタビュー出演したほか、05年には大相撲の貴乃花親方が「イタリア語会話」、
露鵬と白露山が「ロシア語会話」の準レギュラーを務めたことがある。
スポーツニッポン2月1日
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/02/01/04.html