【社会】首相「政治介入ないこと明確に」 中川氏「私は被害者」…NHKの番組改変訴訟[01/29]
1 :
横取り40萬(070315)φ ★:
◇首相「政治介入ないこと明確に」 中川氏「私は被害者」
安倍首相は29日、NHKの番組改変をめぐる東京高裁判決が首相らの発言の
影響を指摘していることについて問われ、「政治家が介入していないことが、
極めて明確になった」と強調した。
また、朝日新聞が、安倍首相(当時、官房副長官)らが「放送前日にNHK幹部を
呼んで内容の偏りを指摘した」などと報じたことを念頭に、番組放送前にNHKと
会うことが適切かどうかについて、「向こう(NHK)側が会いたいと言って来て、
それで最初から会う、会わないなんていうことは言えない。当然、報道の自由という
観点から、政治家は常にそのことを頭に入れておかなければいけないと思うが、
私が(NHKに)圧力をかけたということについて、間違ったことを間違ったと認める
のが、私は報道機関ではないかなと思う」と批判した。首相官邸で記者団の質問に
答えた。
◇
自民党の中川昭一政調会長は29日、判決について、「あの番組や
あの(女性国際戦犯法廷の)活動自体には、興味は全くない」としたうえで、
「あたかも私が番組に圧力をかけたかのように朝日新聞などから非難され、
私は証拠をもって『放送前にNHK関係者とは一切会っていない。
従って、話し合いも圧力のかけようもない』と(主張してきた)。これははっきり
してもらわないと」と語った。国会内で、記者団の質問に答えた。
中川氏はさらに、「朝日新聞は依然として我々の面会要求に答えておらず、
うやむやにされているのは大変心外だ。私は事実無根の報道で、大変迷惑
している被害者だ」と強調した。
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY200701290347.html 関連スレ
【社会】バウネット「NHKの番組改編」訴訟 NHKに200万円賠償命じる…東京高裁
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1170056973/ 参照(
>>2以降に貼ります)
NHK番組改変訴訟 判決理由の要旨
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY200701290340.html
2 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:22:38 ID:LQI7buco
悪の根源朝日
3 :
横取り40萬(070315)φ ★:2007/01/29(月) 22:29:37 ID:???
NHK番組改変訴訟 判決理由の要旨
東京高裁が「NHK番組改変訴訟」控訴審で29日、言い渡した判決理由の要旨は次の通り。
【国会議員等との接触等】01年1月25日、NHKの予算案が総務相に提出された。
NHKはこの少し前から与党所属の衆参両院議員のうち250人程度に対する個別の
予算説明を開始した。25〜26日ころ、担当者らは自民党総務部会所属の複数の
国会議員を訪れた際、女性法廷を特集した番組を作るという話を聞いたがどうなって
いるのかという質問を受け、その説明をするようにとの示唆を与えられた。
26日ごろ、NHKの担当部長が安倍官房副長官(当時)との面談の約束を取り付け、
29日、松尾総局長らが安倍氏と面会。安倍氏は、いわゆる従軍慰安婦問題について
持論を展開した後、NHKがとりわけ求められている公正中立の立場で報道すべきでは
ないかと指摘した。
【バウネットなどの本件番組についての期待と信頼】
一般に、放送事業者が番組を制作して放送する場合、取材によって得られた素材を編集して
番組を制作する編集の自由は、取材の自由、報道の自由の帰結としても憲法上も尊重される
べき権利であり保障されなければならない。これが放送法3条の趣旨にも沿うところで、
取材過程を通じて取材対象者が何らかの期待を抱いても、それによって、番組の編集、制作が
不当に制限されてはならない。
他方、取材対象者が取材に応ずるか否かは自由な意思に委ねられ、取材結果がどのように
編集・使用されるかは、取材に応ずるか否かの決定の要因となり得る。
特にニュース番組とは異なり、本件のようなドキュメンタリー番組または教養番組では、取材対象
となった事実がどの範囲でどのように取り上げられるか、取材対象者の意見や活動がどのように
反映されるかは取材される者の重大関心事だ。番組制作者の編集の自由と、取材対象者の
自己決定権の関係は、取材経過などを検討し、取材者と取材対象者の関係を全体的に考慮して、
取材者の言動などにより取材対象者が期待を抱くのもやむを得ない特段の事情が認められるときは、
編集の自由も一定の制約を受け、取材対象者の番組内容に対する期待と信頼が法的に保護される
べきだ。
期待と信頼を故意または過失により侵害する行為は、法的利益の違法な侵害として不法行為と
なると解するのが相当だ。
ドキュメンタリージャパン(DJ)の担当者の、提案票の写しを交付して説明した行為、DJの
女性法廷の準備から開催、終了までを網羅する周到な取材活動とこれに対するバウネット側の
協力などにかんがみれば、バウネット側が、番組は女性法廷を中心的に紹介し、法廷の手続きの
冒頭から判決までを概観できるドキュメンタリー番組かそれに準ずるような内容となるとの期待と
信頼を抱いたことが認められる。
4 :
横取り40萬(070315)φ ★:2007/01/29(月) 22:30:17 ID:???
【バウネット側の期待と信頼に対する侵害行為】放送された番組は女性法廷が中心的に
取り上げられてはいるものの、起訴事実、加害兵士の証言、判決の説明などが削除されたため、
女性法廷の主催者、趣旨、審理対象、審理経過などを認識できず、素材として扱われているに
すぎないと認められ、ドキュメンタリー番組などとは相当乖離(かいり)したものとなっている。
バウネット側の期待と信頼に反し、侵害するものだった。
01年1月24日の段階の番組内容は、バウネット側の期待と信頼を維持するものとなっていた。
しかし、同月26日に普段番組制作に立ち会うことが予想されていない松尾武放送総局長、
野島直樹国会担当局長が立ち会って試写が行われ、それらの者の意見が反映された形で
1回目の修正がされたこと、番組放送当日になって、松尾総局長から3分に相当する部分の
削除が指示され40分版の番組を完成されたことなどを考慮すると、同月26日以降、番組は
制作に携わる者の制作方針を離れた形で編集されていったことが認められる。
そのような経緯をたどった理由を検討する。本件番組に対して、番組放送前にもかかわらず、
右翼団体などからの抗議など多方面からの関心が寄せられてNHKとしては敏感になっていた。
折しもNHKの予算につき国会での承認を得るために各方面への説明を必要とする時期と重なり、
NHKの予算担当者や幹部は神経をとがらせていたところ、番組が予算編成などに影響を与える
ことがないようにしたいとの思惑から、説明のために松尾総局長や野島局長が国会議員などとの
接触を図った。その際、相手方から番組作りは公正・中立であるようにとの発言がなされたという
もので、この時期や発言内容に照らすと、松尾総局長らが相手方の発言を必要以上に重く受けとめ、
その意図を忖度(そん・たく)してできるだけ当たり障りのないような番組にすることを考えて試写に
臨み、その結果、直接指示、修正を繰り返して改編が行われたものと認められる。
なお、原告らは、政治家などが番組に対して直接指示をし介入したと主張するが、面談の際、
政治家が一般論として述べた以上に本件番組に関して具体的な話や示唆をしたことまでは、
証人らの証言によっても認めるに足りない。
バウネット側は、中川昭一議員が事前にNHKに対し放送中止を求めたと主張し、同議員は
フジテレビ番組でアナウンサーの質問に対し、放送法に基づき公正に行うべきことをNHKに
申し入れたと発言するなど、事前のNHK担当者との接触をうかがわせる発言をしている。
しかし、同議員はこのインタビューでは01年2月2日に会ったことを明言しており、同議員が
番組放送前にNHK担当者に番組について意見を述べたことを認めることは困難だ。
5 :
横取り40萬(070315)φ ★:2007/01/29(月) 22:31:14 ID:???
【説明義務違反】
放送番組の制作者や取材者は、番組内容や変更などについて説明する旨の約束があるなど
特段の事情があるときに限り、説明する法的な義務を負う。
バウネットには本件番組の内容について法的保護に値する期待と信頼が生じた。被告らは
そのことを認識していたのだから、特段の事情がある。
番組改編の結果、担当者による当初の説明とは相当かけ離れた内容となった。バウネットは、
この点の説明を受けていれば、被告らに対し番組から離脱することや善処を申し入れたり、
ほかの報道機関などに実情を説明して対抗的な報道を求めたりすることができた。
被告らが説明義務を果たさなかった結果、その法的利益を侵害された。
他方、取材対象者は番組制作者に対し、取材されたからには必ず報道することを求める権利
までは有するものではない。
【被告らの不法行為の成否】
NHKは、DJなどを排除し、かつ番組制作担当者の制作方針を離れてまで、国会議員などの
意図を忖度して当たり障りのないように番組を改編したのだから、その責任が重大であることは
明らかである。
※以上、参照です。
http://www.asahi.com/national/update/0129/TKY200701290340.html
6 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:36:44 ID:3N87J71P
結局、政治家からの圧力は否定されたんだなw
7 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:39:39 ID:ssF1pb9l
結局朝日新聞は捏造記事を書いて日本の国益のために頑張っている政治家を
失脚させて中国や韓国の利益になるように捏造していたってことか
しかも朝日の捏造が確定しているのにその記事を書いた記者は
謝罪するどころか逃げ回っていていまだに捏造記事を書いているってことか
8 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:40:24 ID:VX1BhiFG
あかぴーは、今必死です
9 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:41:13 ID:Yuh6lbwY
アサピーに天誅!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
報ステ加藤千洋 華麗にコメントをスルー。関テレの捏造に対してはコメントしたくせに
11 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:45:43 ID:RvRusDae
Q.政府とマスコミ、どっちを信じる?
という質問がきたら、有無を言わさず「政府」と応える俺がいる。
12 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 22:48:35 ID:yJ7uAHvb
>>11 それ、当たり前だろw
政府は国民が選挙で選んでるが
マスコミはどんな奴が記事にしてるか分らんだろ。
13 :
名前をあたえないでください:2007/01/29(月) 23:33:03 ID:s9nuTDtR
1.政治家の圧力はなかった
2.取材対象の意向を無視して報道する事はまかりならん
朝日完全敗北じゃないかw
1.はもちろん、2.があると、発言を都合良く切り張りして恣意的な報道ができなくなる
しかし2.は他の報道機関にまで影響が出るからちと問題か
>>10 古館の「無関係ではいられない」発言にはワロタ
16 :
名前をあたえないでください:2007/01/30(火) 13:01:48 ID:vJJWjoPA
朝日には よく アルアルな話だ
朝日新聞も出版終了しろ
17 :
名前をあたえないでください:2007/01/30(火) 23:15:18 ID:vIRS8of0
>>10 加藤が6者協議における日本の立場を「つんぼさじき」という例えを使っていたが、謝ったのは古舘だった。
18 :
政治家は平然と嘘をつく: