J2札幌三浦監督、若手は延ばして伸ばす
コンサドーレ札幌の三浦俊也監督(43)が沖縄キャンプ7日目の28日、
若手に居残り特訓を命じた。練習時間はベテラン勢7選手より30分長い2時間。
MF大塚やDF西沢ら5選手がけがで離脱しているにもかかわらず、手を緩めない姿勢を見せた。
キャンプ地到着早々のランニング、高校生のような朝練に続いて今度は「シゴキ」だった。
三浦監督が練習開始前のミーティングで「若手は長く(練習を)やるから」と突然予告。
パスゲームやサイド攻撃など1時間30分みっちり全体練習した後、若手に補習が待っていた。
12選手を呼び寄せると、6対6のミニゲームを30分。さしもの若手もここまで練習するとヘトヘトだ。
これも三浦監督ならではの意図がある。「(ベテランと若手で)同じ負荷ではどうかなあと思って。
今後も(居残り特訓は)続けていくと思います」。当の若手も弱音を吐くどころか歓迎ムード。
2年目のMF藤田は「長くやることは自分のためになるので、いいと思う」と前向きだった。
田原俊彦主演で大ヒットしたテレビドラマではないが、札幌のトシちゃんが「監督びんびん物語」
でチームを熱血指導していく。【長島一浩】
ニュースソース
ttp://hokkaido.nikkansports.com/soccer/jleague/consadole/p-hc-tp0-20070129-148672.html