イスラエル副首相を兼任するリブニ外相は16日、「イスラエルは、大量破壊兵器(WMD)を中心に
イランと北朝鮮が連携することを懸念している」と述べた。
訪韓中のリブニ外相はソウル市内のホテルで記者会見を開き、北朝鮮の核問題について、
国連安全保障理事会決議1718を支持する考えを明らかにした。
イランの場合はWMDと急進的な理念が結びつき、イスラエルだけでなく地域全体を脅かしているとし、
これに対する国際社会の共助が不十分とわかった時にはさらに強力な制裁が必要だと主張した。
これに先立ち、外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官はリブニ外相との会談で、
両国の協力強化策について話し合った。
外交通商部によると、両外相は経済・通商関連の協力強化策と国際機関での協力方法、
2012年国際博覧会の麗水招致問題、観光交流の促進、在外国民の安全措置強化策、地域情勢など
について意見交換した。
先端分野での協力強化については、韓国・イスラエル経済共同委員会や科学技術共同委員会の
開催問題をテーマに意見を交わした。
外交通商部は、「両国はイスラエルとパレスチナ問題、イラク情勢などについて協議し、中東地域の
平和と安定に向け、関係国をはじめとする国際社会の支援や関心が重要であることを改めて確認した」
と説明した。
イスラエル外相の訪韓は1962年の韓国・イスラエル国交正常化以来初めてとなる。
ソース:聯合ニュース
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432007011602600 画像:外相会談前に握手を交わす宋旻淳長官(右)とリブニ外相=16日、ソウル(聯合)
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