■子宝願い、もち拾う 伊勢 神落萱神社で子授け神事
伊勢市倭町の神落萱(かみおちがや)神社(西島一郎宮司)は八日、例祭の「子授けもちまき神事」を
開き、食べると子宝に恵まれるという紅白のもち約百二十キロ、四千個をまいた。
もちは、男女の性器をかたどった物で、白い男もちは「シシもち」、赤い女もちは「カイもち」と名付け
られている。このもちを拾い食べると、男女いずれか、願いのわが子を授かるという。
同社は古来、外宮の所管社で、現在は金毘羅神社に合祀(ごうし)されている。
森下隆生市長や岡野義明氏子総代ら四人がやぐらの上から、おはらいを済ませたもちをまくと、
懐妊を願う県内外の人らや、近隣住民などおよそ五百人が、袋や帽子を高く上げて、競いながらもちを
拾っていた。
西島宮司は「もちは体力を養い、体調を良くする。参拝して、もちを授かったという精神的な気持ちが
幸福を招き、子宝が授かるのでしょう」と話していた。
■ソース(伊勢新聞)
http://www.isenp.co.jp/news/20070109/news03.htm ■画像
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