★将棋ソフト訴訟は和解 米長会長らが解決金と謝罪広告で
日本将棋連盟の米長邦雄会長が監修した将棋ゲームソフト「みんなの将棋」に著作権を侵害されたとして、
プロ棋士の武者野勝巳さんが米長会長やソフト販売会社、同会長が代表を務める会社に約4100万円の
損害賠償を求めた訴訟は東京地裁(高部真規子裁判長)で和解したことが25日、分かった。
武者野さんによると、米長会長ら被告側が800万円の解決金を支払い、月刊誌「将棋世界」などに謝罪広告
を出すことが和解の内容という。
武者野さんは昨年5月に提訴し、和解は今月22日付。米長会長の会社は「米長(会長)と連絡がとれないため、
25日中にコメントできない」としている。
訴状によると、武者野さんが経営する会社は米長会長が監修した将棋ゲームソフト「米長邦雄のセミナー21」
を開発し、平成12年3月から販売したが、米長会長の要請で約1年後に販売を中止。
「みんなの将棋」はこの後に発売され、武者野さんは内容がセミナー21とほぼ同じと主張していた。
(2006/12/26 00:31)
http://www.sankei.co.jp/shakai/jiken/061226/jkn061226000.htm