◇本場の味、磨き−−「サウス」=甲府市徳行
「ピリッ」と辛い香辛料が効いた体が芯(しん)から温まるスープカレー
を味わえる。高野利之店長(43)はスープカレーの発祥の地といわれ、
現在130店ほどのスープカレー専門店が軒を連ねる札幌市を2カ月に1度
は訪れ、味に磨きをかけている。「サラサラとした食感で、とろみのある
カレーライスのように胃もたれすることがない」とスープカレーの人気の
秘密を分析する。
食べ方は簡単で、ターメリックを入れて炊き上げた黄色の米をスプーンで
すくい、コリアンダーやカルダモンなど約15種類のスパイスを使って作り
上げたカレー味のスープに浸して食べる。ご飯茶わん1杯分のライスが無料
で付くが、食欲がない時はスープだけ食べることも可能。
同店の1番人気は、ゆでたり素揚げした季節の野菜と卵や鶏肉がたっぷり
入った「チキンベジタブルカレー」(1080円)。ロールキャベツやウイ
ンナーなどが入った「ポトフカレー」(1180円)も冬場に大人気。子供
でも食べることが出来る辛さから、激辛まで8段階の中から選ぶことが出来る。
営業時間は午前11時半〜午後2時半、午後5時半〜午後10時。不定休。
【沢田勇】
毎日新聞 2006年12月10日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061210ddlk19070123000c.html