「職務質問でPTSD」原告の請求棄却 地裁武雄支部
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&mode=0&classId=0&blockId=380095&newsMode=article 夜道で非番の警察官から違法な職務質問を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、
県西部地区の当時中学1年だった少女(15)が県に約560万円の損害賠償を求めた訴訟で、佐賀地裁武雄支部は28日、
「職務質問は適法と認められる」として原告の請求を棄却した。
訴状などによると、2004年11月20日午後7時ごろ、少女は習字教室から自転車で帰宅途中、人けのない夜道で、
自家用車に乗った私服の県警巡査部長から自転車盗に関して職務質問を受けた。
変質者と勘違いし「殺される」と思って逃げたが、車で追跡され、公民館に引き返して倒れ込んだ。
その後少女はPTSDと診断され、不登校になった。
訴訟では事実関係に大きな争いはなく、
(1)非番の警察官が警察手帳を持たないで私服のまま職務質問したのは違法だったか
(2)人けのない夜道で少女を車で追いかけた警察官に過失はあったか
−などが争点だった。
03月28日更新