オイボ(イシナギ)の肝臓食べ、3人が食中毒
http://www.tulip-tv.co.jp/ref/index.php?module=Ref&action=ShowNewsDetail&eno=1870&pm=pc 朝日町沖合いなどで捕れるオイボ(スズキ科のイシナギの別名)が原因の食中毒がありました。
富山市内の飲食店で、オイボの肝臓を食べた客3人に、顔や手の皮膚が剥がれるなどの症状が出ていたことが11日わかりました。
富山市保健所によりますと、先月23日の昼、市内の飲食店『銀鱗』で、ランチメニューの中のオイボの肝臓の煮付けを食べた60歳から70歳代の女性3人に、頭痛や吐き気、顔や頭、手の皮膚が剥がれるといった症状が出て、2人が医療機関で治療を受けたということです。
保健所では症状などから、ビタミンAを一度に大量に摂ったことによる食中毒と断定し、この店を11日から13日まで3日間の営業停止処分としました。
オイボの肝臓は、ビタミンAを大量に含んでいるため、食品衛生法では食用を禁止していますが、店側は、それを認識していなかったということです。