★中国で1日に190人がエイズに感染、売春・麻薬が大きな原因―福建省泉州市
2006年12月1日は「世界エイズデー」。福建(ふっけん)省泉州(せんしゅう)市疾病予防コントロール
センターの職員たちがこの日、市の労動刑務所を訪れて600人余りの犯罪者に対し、エイズ予防の
知識を授けた。
中国衛生部疾病予防コントロール局の斎小秋(チーシャオチウ)局長は、最近中国各地でエイズ予防
のためにコンドームが配られたり宣伝が行われたりしていることに対し、これらのことから中国が売春や
買春を認めているように思う人もいるかもしれないが、それは間違いだと主張している。
斎局長の話によると、売春と買春を厳しく取り締まることが中国政府の方針であり、エイズを防止する
ためにコンドームの宣伝も行っているものの、それとこれとは矛盾するものではないとしている。
現在中国では、毎日190人がエイズに感染しているという。そのうちの49.6%が、安全でない性行為に
よって感染している。次に多いのが麻薬を注射する際、安全でない針を使ったことによる感染で、
48.3%を占めている。
エイズは売春、買春、麻薬などの問題と関係があることが多いため、これらがなくならない限りエイズ
感染の危険もなくならないだろう。
(Record China) - 12月3日17時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061203-00000012-rcdc-cn (拡大写真)
「世界エイズデー」のこの日、泉州市の市疾病予防コントロールセンターは、刑務所を訪れてコンドームの
使い方などを受刑者たちに指導した。お決まりのようにバナナが使われている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061203-00000012-rcdc-cn.view-000