□「あさひ鮨」モデルの漫画ヒット・著者は経営者の長男
宮城県気仙沼市のすし店「あさひ鮨(ずし)」をモデルにした漫画が
ヒットしている。8月に双葉社(東京)から出版された単行本が1、2巻
合わせて5万部売れ、同店を訪れる漫画ファンも増加中だという。あさ
ひ鮨は来年開く新店に大型モニター画面を置き、アニメ化した漫画を客
に見せる計画だ。
『花寿司の幸』というこの漫画の著者は東京在住の漫画家、村上茂雄
氏だが、実はあさひ鮨の経営者の長男。物語は気仙沼のすし店の娘がす
し職人を目指して修業に励むもので、カキ養殖業を営む畠山重篤さんら
実在の地元有名人も登場する。双葉社によると、東北地方の書店で特に
売れ行きがよいという。
あさひ鮨はフカヒレを乗せたすしで知られる人気店。来年2月下旬に
宮城県名取市に開く支店では食育をテーマにした映像を流す計画で、ア
ニメ化した漫画も取りあげる。音声は席に取り付けたヘッドホンで聞く
仕組みで、無料で視聴できる。
出典:NIKKEI NET
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20061106c3b0604006.html