来オフにフリーエージェント(FA)となることが予想されているデトロイト・ピストンズの
ガード、チャンシー・ビラップスが、トレーニングキャンプ初日の練習後に契約のことは
一切考えずシーズンに集中すると明言した。
現地時間4日付けの地元紙「デトロイト・ニュース」が伝えた。
リーグ屈指の司令塔として、オールスター出場、ファイナルMVPと数々の栄誉を手に
入れたビラップスだが、2006-07シーズン終了後にプレーヤー・オプションを行使できる
ため、今季開幕前から来季以降の去就が注目されていた。
そんな中、同紙は、ビラップスが682万ドル(約8億円)を受け取る来季のオプションを
見送ることは間違いないとし、FA市場に参入すると予測した。
そして、マイク・ビビーが1,250万ドル(約14億7,000万円)、ジェイソン・キッドが1,800万ドル
(約21億円)を受け取ることと比較し、オールスターポイントガード、ファイナルMVP受賞
という実績を考慮すれば、682万ドルは特価であるとした。
そしてビラップスが、「新たな契約のことは一切考えていない」と話したことに加え、
「試合で勝つか負けるかが肝心。チームが勝つためにスタッツを上げる必要があるなら
そうするけど…(良い契約を結ぶために数字を上げたりしない)」と、今季のプレーを
来季以降の大型契約獲得へのキャンペーン活動としないと語ったことを紹介している。
ニュースソース
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=nba&a=20061005-00000305-ism-spo