【ブラジル】いまだに続く奴隷労働=10年間に1万8千人解放=森林破壊とも密接な関係

このエントリーをはてなブックマークに追加
1体重が重要だろ(061114)φ ★
 【エスタード・デ・サンパウロ紙21日】
奴隷制度が廃止されて一世紀以上も経過しているにもかかわらず、ブラジルではいまだに奴隷労働が続いている。
国際労働機関(ILO)ブラジル支部が20日、ブラジリアで発表したもので、それによると過去10年間で1万8000人が労働省の
監督官に解放されたものの、告発は3万4500件に達していることから、いまだに2万5000人が奴隷労働を強いられていると推測
している。

奴隷労働のトップに挙げられるのがパラー州で、1995年から2005年までに、告発あるいは提訴件数のトップで、
解放されたうち37・5%を同州が占める。次いでマット・グロッソ州が22・3%だった。
 
奴隷労働は単に労働法違反に限らず、森林破壊と暴力虐待とも関連している。奴隷労働から解放された上位十都市のうち、
バイア州の二市をのぞいて、すべて環境破壊のランク上に位置されている。裏を返すと、森林を開拓して農地にするために
奴隷労働が当てられている。
暴力行為では、農地での殺人が最も多かった十都市のうち、七都市が奴隷の解放された都市だった。
 
奴隷労働が多いのは、畜産業界で80%となっている。ここでは森林を伐採して、耕地として牧草畑にする作業に従事してい
る、次いで大豆と綿策で10%となっている。
 
奴隷制度は19世紀時代の旧態が依然続いている。借金で身動きがとれなくなるのだ。初期の移民が体験した借金地獄と同様
で、交通費、衣服費、食費、はては作業用具に至るまで使用者が貸し付ける。労働者はいつまで経っても減らないツケ台帳に
しばられることになる。
逃げ出したくてもほとんどの労働者が、自分がどこにいるかさえ分からないため、身動きがとれない。
 
多くの労働者はマラニョン、ピアウイー、トカンチンス州から甘言に乗せられたり、一旗揚げようとして移住してきたもので、解放された1万8000人のうち、91・5%を占めた。
 
2006年9月22日付け
(ニッケイ新聞)http://www.nikkeyshimbun.com.br/060922-22brasil.html
2名前をあたえないでください:2006/09/23(土) 18:27:14.50 ID:67S2blEC
借金で奴隷状態になるのは日本と共通じゃ。
3名前をあたえないでください:2006/09/23(土) 18:53:18.13 ID:v+SvXZfQ
ほんの約80年前・・・日本でもあったタコ部屋じゃん。
とにかく人材派遣会社つぶそうぜ!。
エスカレートしたら日本もこうなるぜ。
悪い芽は早めにつんどいたほうがいい。
4名前をあたえないでください
おぉ、日系新聞か。