★英ヴァージン、バイオ燃料開発に30億ドル投資へ
英ヴァージン・グループは輸送事業の今後10年間の全利益を再生可能な
バイオ燃料の開発に投じる。総額は30億ドル(約3500億円)に上る見込み。
ブランソン会長がクリントン前米大統領が運営する慈善団体の年次総会で
明らかにした。総会では22日の閉幕を前に他社も含めて計57億ドル分の
計画が表明された。
ブランソン会長は開発する具体的な燃料には言及しなかったが、
植物から精製するエタノールなどが有力候補。会長は「子供の世代に
今の地球環境の状態を引き継ぐため、化石燃料への依存を制限すべきだ」と語った。
一方、独シーメンスは今後5年間でCTスキャナー、レントゲン装置の
医療機器や浄水装置など1000万ドル分の自社製品を中国農村部の病院に寄付する。
同社のクラインフェルト社長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞に
「中国で成功すれば、バングラデシュなど他国にも活動を広げる」と述べた。
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060923AT2M2201I22092006.html