【岩手】秋空澄みイチゴの花咲く　盛岡

　１５日朝の県内は、全域で晴れわたり、地表の熱が奪われる放射冷却現象で気温が下がった。
盛岡の最低気温は１０・３度と平年を４・１度下回り、冷たく澄んだ空気が本格的な秋の訪れを感
じさせている。

　各地の最低気温は宮古１３度、大船渡１２・９度、北上１１・５度、盛岡市薮川４・６度など。平年
より２度以上低いところが多く、９月下旬から１０月上旬並みだった。

　同市猪去の農業舘沢栄さん（７４）の畑では、年末出荷用のイチゴの栽培が行われており、咲
き始めた白い花や朝露にぬれた葉が朝日に輝いた。１カ月後には実が赤く染まって大きくなり、
収穫が始まるという。舘沢さんは「これから温度管理に気を付けていきたい」と話していた。

　盛岡地方気象台によると、１６日は湿った東風などの影響で内陸は昼すぎ、沿岸は朝から曇
りとなりそうだ。

秋晴れの下、かれんに咲くイチゴの花。葉が朝露にぬれて朝日に輝く
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d15/ichigo.jpg

ソース　http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d15/NippoNews_12.html