★鳩山・民主幹事長:「知事選相乗り、避けるべきだ」 /山梨
全国的に知事選で自民党との相乗りを禁じる方針の民主党の鳩山由紀夫幹事長は2日、
来県して行った記者会見で、「特定の県の話ではないが」と断った上で、党が推薦した後に
自民党が推薦し結果的に相乗りとなるのもできる限り避けるべきだとの認識を示した。
来年2月に任期満了となる知事選に再選出馬するとみられる山本栄彦知事(70)を巡り、
自民党内に推薦を求める声があり、民主党県連の対応が注目される。
鳩山氏は、同日夜に輿石東参院議員が昭和町で開いた国政報告会に出席するため来県。
報告会に先立つ記者会見で、自民党や同党系の会派が先に推薦を決定した候補は推薦を
見送る可能性も十分ありえるとの認識を示した。7月の滋賀県知事選を例に
「民主党が推薦した後に自民党も推薦を決めて相乗りと批判され、結果として
敗れた事実は重さがある」と述べた。一般論だが、70歳以上の候補者の推薦も
「難しいと判断している」とした。
また、来夏の参院選で、民主党県連が擁立を決めたフジテレビ勤務の米長晴信氏(40)を
党推薦、公認のどちらにするかは「今の自民党政治では駄目だという方が総結集するのに
最もやりやすい形ではないか」と話し、推薦にとどめ郵政民営化法案を巡る対立で
自民党を離党した堀内光雄、保坂武の両衆院議員から協力を求める可能性も示唆した。
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060903-00000101-mailo-l19