2006年09月03日
香南市吉川町のラッキョウを売り出そうと地元の女性有志が集まった「はま美人を
育てる会」(東川矩子代表)が、本格的な活動を始めて一年になる。商品化した酢漬け
ラッキョウ「はまびじん」の販売も軌道に乗りはじめ、メンバーは「ブランド力を高める
よう、さらにアピールしていきたい」と張り切っている。
同町は県内で有数のラッキョウ産地。しかし一本化した販売組織がなかったため、
地元主婦ら23人が集い、「―育てる会」を組織した。昨年夏からは、ウコンやユズの
搾り汁など五種類の味付けをした酢漬けラッキョウを「はまびじん」とネーミングして
売り出した。
地元の直販所「天然色市場」をはじめ、夜須町の道の駅、芸西村のホテル、県内の
スーパーと契約を結ぶなど次々と販路を拡大。市内外のイベントにも積極的に出店し、
月平均で約200パック、8万円ほどの売り上げが出るようになった。今年から夜須町
の学校給食に導入、2学期からは野市町でも使われることが決まっている。
ラッキョウは地元の農家から直接購入。漬け込みや袋詰めなど毎月3、4回の作業
をしている。当初、作業は町内の集会所などで行っていたが、2月にこれまで天然色
市場として使われていた建物の指定管理者となり、常設の加工場を確保。9月からは
毎週第二、第四土曜日に加工場前で市を開き、酢漬けのほかラッキョウを使った
サンドイッチやちらしずし、かき揚げを販売する予定だ。
採算性を上げるにはさらに販売量を増やす必要があり、中長期的な売り上げ目標
の設定なども課題。東川代表は「味には絶対の自信があります。多くの人に魅力を
知ってもらえるよう販路拡大を図りたい」としている。
【写真説明】ラッキョウの袋詰め作業をするメンバーら(香南市吉川町)
http://www.kochinews.co.jp/0609/parts/060903headline04.jpg http://www.kochinews.co.jp/0609/060903headline02.htm ショウガ産地偽装,高知の農協,外国産など混ぜ出荷
http://homepage2.nifty.com/oryza/kijyun/kijyun2002.html#kijyun-asahi2002-1114 国内最大のショウガ産地・高知県の東部にある土佐香美農協が,
外国産のショウガを高知産と偽って出荷していたことがわかり,
県がJAS(日本農林規格)法違反の疑いで立ち入り検査に乗りだした。
土佐香美農協によると,00年1月から01年9月にかけて,タイ,
中国から1450トンのショウガを輸入,このうち約400トンを県産の約4300トンに混ぜ,
「高知産」として東京や大阪に出荷していた。
このほか鹿児島県産約550トンも県産として出荷していた。
高知県は年間1万5千トン前後のショウガを出荷し,
シェアは全国出荷量の約半分を占める。
香南市と言えば産地偽装で有名な土佐香美農協の傘下。
さて、今度のラッキョウはどこ製やら?