★酪農身近に感じて 低学年向け教材/教育ファーム推進委
酪農家や教育関係者らでつくる酪農教育ファーム推進委員会は、酪農を題材にした
小学校低学年向けの教材作りに着手した。6月に発行した高学年向け教材に続いて第2弾。
今回は1、2年生の生活科用。資料を読んで書き込むワークシートを作る。
具体的な内容は9月中に決める予定。ワークシートのほか、低学年の児童らが
酪農を理解し、身近に感じてもらいやすいよう、補助的な教材も作る計画だ。
委員会は「言葉や文字より、見て、触れてといった五感に働き掛けることが効果的」とし、
牧場の仕事を学ぶ組み立て式の牧場模型や乳牛の仕組みが分かるパネルなどを検討している。
このほか、酪農教育ファームに取り組む牧場向けに、酪農家が使う教材も作る。
子どもたちの関心を引き付けられるよう、紙芝居などの作成を候補に挙げている。
日本農業新聞 [2006年09月01日付]
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?3