★グレーゾーン例外措置に批判
いわゆるグレーゾーン金利をなくすため、政府・与党は、2つある上限金利を
低い方の20%に一本化する法案の提出に向けた検討作業を進めていますが、
50万円以下の貸し付けについては20%台後半の高い金利を9年という
長期間にわたって存続させる例外措置を検討していることがわかり、
消費者の保護に取り組む弁護士などから批判が強まっています。
出資法の上限金利29.2%と利息制限法の20%の間のグレーゾーン金利を
なくすため、政府・与党は低い方の利息制限法の金利に一本化する法案を
この秋の臨時国会にも提出するため検討作業を進めています。
ただ、少ない金額での短期間の貸し付けについては金利の上乗せを認めるべきだ
という意見が与党の一部に根強いことから、金融庁は、貸付額が50万円以下で
返済期間が1年以内の場合には2、3回に限って出資法の上限金利と近い水準の
20%台後半という高い金利を認めるとする案をまとめ、与党と調整を始めました。
また、法案が成立しても上限金利の一本化に4年かけるうえ、例外措置を
取りやめるかどうかは、その後5年程度経過してから判断するとしており、
9年という長期間にわたって20%台後半の金利が認められる内容となっています。
消費者保護に取り組んでいる日弁連・日本弁護士連合会の新里宏二弁護士は
「この案では、9年後も例外措置の継続に道が残されている。
グレーゾーン金利が残るような案に賛成することはできない」と反発しています。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/09/01/k20060831000130.html ▽前スレ
【グレーゾーン金利】日弁連が上乗せ金利特例に反対 「新たなグレーゾーン金利が生まれる」
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1156334869/