ファミリーマートとビットワレットは8月29日、2007年春を目処に、ファミリーマート全店
(6798店)でプリペイド型電子マネー「Edy」を導入すると発表した。すでに、
沖縄ファミリーマート181店舗、南九州ファミリーマート266店舗ではEdyを導入している。
ファミリーマートでは、レジにおける決済・チャージ(入金)のほか、マルチメディア端末
「Famiポート」にEdy用のリーダー/ライターを装備することにより、Edyギフトの受け取り
にも対応する。
Edyギフトとは、特定の提供者がEdyユーザーに対してEdyのバリューをプレゼントする
サービス。例えばビットワレットでは現在「“Edy”を使えば60秒に1人タダ!!になる」
キャンペーンを行っているが、このキャンペーンで抽選に当たった場合、使った額と
同額のEdyがEdyギフトとしてユーザーに還元される。おサイフケータイであれば携帯の
通信機能を使ってEdyギフトを受け取ることができるが、カード型EdyでEdyギフトを
受け取るには、PC用リーダー/ライターの「PaSoRi」を使うか、am/pmのマルチメディア
端末「appoint's」、ANAの「ANA WEB KIOSK」といった専用端末が必要になる。
ファミリーマートはEdyの他にも、FeliCaを利用した電子マネー・クレジット決済の導入を
積極的に進めている。東日本エリアではJR東日本の運営する電子マネー「Suica」の
導入を進めているほか(2005年1月19日の記事参照)、コンビニチェーンとしては初めて
「iD」の取り扱いを開始。2007年春までには全店舗でiDを導入予定だ(2月27日の記事参照)、
ソース:ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0608/29/news056.html