★枚方の病院 手術ミスで乳児の「膀胱(ぼうこう)」切除
大阪府枚方市の病院で、1歳の乳児にヘルニアの手術をする際、
誤って膀胱を切り取っていたことがわかりました。
乳児は、別の病院で代わりの膀胱をつくる手術を受けました。
「このミスに関しましては、まったく申し開きのできないことで
ございます」(病院の会見)
医療過誤があったのは、枚方市の「星ヶ丘厚生年金病院」です。
去年2月、当時1歳だった乳児の鼠径ヘルニア手術を行った際、
ヘルニア嚢(のう)と間違えて、膀胱のおよそ4分の3を
切り取ってしまったということです。
家族は手術の日の夜に「尿が出ない」と訴えていましたが、
病院側は翌日まで膀胱が破れていることに気付きませんでした。
執刀した医師は、小児外科の専門ではなかったということです。
この乳児は、去年10月、別の病院で結腸を使って代わりの
膀胱をつくる手術を受けました。
病院長は、「今後も感染症などの不安が残るので、引き続き
ケアをしていきたい」と話しています。
MBS
http://mbs.jp/news/kansai_NS219200608290017360.shtml