★焼き鳥世界最長記録を奪還 福島・川俣シャモまつり
福島県川俣町特産の「川俣シャモ」をPRする「第4回川俣シャモまつり」(町主催)が
26日、同町中心部で開かれ、町民らが全長12.27メートルの焼き鳥を作った。
全国の焼き鳥の愛好者でつくる「全国やきとり連絡協議会」(事務局・埼玉県東松山市)は、
焼き鳥の世界最長記録に認定した。
同連絡協の焼き鳥世界最長記録は、2003年の川俣シャモまつりで作られた
10メートルだったが、今月14日にホロホロ鳥と備長炭の産地・和歌山県日高川町が
11.07メートルの焼き鳥を作り、川俣町の記録を更新していた。
最長記録の奪還を目指した今年の川俣シャモまつりでは、22人の参加者が焼き鳥作りに挑戦。
午後4時ごろから、14メートルの竹ぐしに計13キロの川俣シャモを刺して焼き台に載せ、
最高の焼き加減になるよう工夫していた。
会場に香ばしいにおいが漂う中、特大の焼き鳥は約30分で完成。全国やきとり連絡協議会の
審査員が長さを測った結果、12.27メートルあり、再び最長記録を樹立した。
焼き上がった世界最長の焼き鳥は、会場で参加者全員に分けられた。親子で参加した
川俣町の主婦氏家美代子さん(46)は「記録を取り返せてよかった」と大喜び。
長男の倫太郎君(10)も「こんな長い焼き鳥は初めて。早く食べたくて、熱いのも我慢できた」
と笑顔で話していた。
河北新報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060827-00000002-khk-toh ▽関連リンク
・川俣シャモまつり
http://www.town.kawamata.fukushima.jp/sangyo/syamo-maturi.html