第3インター国際共産主義コミンテルの目標は、世界の共産主義化であった。
ソヴィエトロシアの世界共産主義にとり西方には当事の文明の中心欧州各国があり、東方には
支那と日本があり拡大の障壁となっていた。第二次世界大戦により西方では欧州の東側半分を
奪取し、東方では朝鮮半島の北半分支配と支那の地での国共内戦での共産化に成功したのだが、
そこまでだった。ソヴィエトロシアは、直接的武力侵攻は南北朝鮮、南北ベトナムで当該地の
共産主義者にまかせ、直接的武力を行使しづらい地域では思想戦を展開した。西方では第二次
世界大戦の敗戦国であり、実際に国境を接する東西ドイツが軍事的前線かつ思想戦の前線でも
あった。東方でも第二次世界大戦の敗戦国である日本が支配していた南北朝鮮が軍事的前線で
あったが、思想戦を朝鮮半島で戦っても仕方なく、思想戦の前線は日本列島にあった。
思想戦は、サンフランシスコ講和条約に対して「単独講和」とかのレッテル貼り戦術や「憲法
9条の固持」を通じての日本の軍事的弱体維持と「安保反対」による米軍追い出しによる日本
非武装化=無血占領戦略などで展開された。そして、これら思想戦を補完したのが米国が東京
裁判で開陳した「日本悪玉論」であり、この東京裁判史観を左翼はおおいに利用したのである。
しかし、東西冷戦はソヴィエトの崩壊により終焉し、我が国左翼が展開していたソヴィエト軍
呼び込みによる政権奪取革命戦略も破綻した。もう終わりなのであるが、呼び込み戦略の下地
である「憲法9条固持」とか「日本悪玉論の流布」という手段と運動だけ命脈を保っている。
カタカナサヨク化である。本来のマルクス主義は、労働者である自国民の幸福を追求する思想
であったのだが、我が国サヨクは「ソヴィエト軍呼び込みによる政権奪取革命戦略」という、
他国頼りの考えであったために、自国を貶めることに躊躇がなく、世界的にも珍しい自国民を
蔑ろにするバカな考え方の集団となってしまったのだ。自国を悪し様に罵ることが手段であり
目的化してしまったのだ。そのために歴史を捏造し、捏造した歴史で日本を批判しているのだ。
ありもしない事象を捏造し、その捏造した事象で批判したい相手を批判するという卑怯な手法
を展開している集団は、日本批判のためなら虚偽も捏造も平気でする恐ろしい集団だ。
【創り変えられた歴史:日本悪玉論】
http://f45.aaa.livedoor.jp/~crazy/yamato/yamato1.htm 【敗戦後の侵略:WGIP洗脳の嵐】
http://f45.aaa.livedoor.jp/~crazy/yamato/yamato2.htm