【水産】究極のマグロ作りも可能に マルハ、配合飼料を共同開発[08/27]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1兄メイト(060918)φ ★

水産大手のマルハは、飼料メーカーの林兼産業(山口県下関市)と共同で、養殖マグ
ロ向けの配合飼料を開発した。世界的な需要の増大を受け、マグロの価格は高騰中。
飼料開発は、生産者のコスト競争力を高めるうえ、栄養分の配合次第で“究極のマグ
ロ”作りも可能との期待が高まっている。

マグロの養殖にあたっては、「口の大きさに合うエサしか食べない」(草野孝・マルハ増
養殖事業部長)との性質から、成長に従ってイワシ、サバ、イカなどエサの大きさを変
えていく。こうした手間暇やコストから、配合飼料の開発が求められていた。

今回開発された飼料は、天然素材の膜で包まれたソーセージ状とし、直径15〜40ミリ、
長さ50〜300ミリの間で大きさの調節ができる。膜の素材には、マグロが消化できて、
水中で破れにくいことを重視した。

また、膜で包めばビタミンなど栄養分の配合も容易だ。栄養分の配合次第でマグロの脂
の乗り具合を調整し、すし用や刺し身用など微妙に味を変えられ、「理論上は今までより
ずっとおいしいマグロを育てられる」(同)という。霜降り牛肉の「松阪牛」のように、日本人
が最もおいしく感じる最高級の大トロなど“究極のマグロ”を育成できるかもしれない。

肝心の飼料の中身は、魚を煮た後に圧搾などしてつくる魚粉と魚油。細菌が繁殖しにくい
水分構成を実現し、常温で流通できるようにしたのが大きな特徴だ。

3月に特許を取得し、奄美大島(鹿児島県)の養殖場で試験導入を実施中。全国7カ所あ
るマルハグループの養殖場に順次取り入れ、3年後に10億円の売り上げを目指す。将来
的には外部への販売も視野に入れる。

BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザなど食肉不信と健康志向の高まりを受け、ツナ
缶などマグロ需要は世界的に拡大を続けているが、資源保護による漁獲制限などで供給
量は頭打ちだ。高品質のマグロを安定的に得られる養殖への注目は集まるが、エサとなる
魚介類全体の価格も上昇傾向だ。輸入水産物とのコスト競争などから、配合飼料の開発
に期待が高まっていた。
(08/27 01:44)

ソース Sankei Web:
http://www.sankei.co.jp/news/060827/kei010.htm
2名前をあたえないでください:2006/08/27(日) 03:38:18.07 ID:0ZkHPvm3
マグロ、カニ、タイあたりの養殖が完成したら嬉しいかも。
3名前をあたえないでください:2006/08/27(日) 03:48:29.01 ID:MaEd8R+L
韓国に技術を盗まれないようにしてね。
4名前をあたえないでください:2006/08/27(日) 03:49:27.74 ID:x6IXPWF/
てか、技術を開発してねもマスゴミに公表した時点で盗まれたと思わねば。
もう公開すんなよ。
5名前をあたえないでください:2006/08/27(日) 03:55:08.24 ID:aSMAfB0j
料亭から出た魚のアラを回収して、マグロの飼料作るってやってたな。
6名前をあたえないでください:2006/08/27(日) 04:02:14.83 ID:5uOJ1WyF
>料亭から出た魚のアラを回収して、マグロの飼料作るってやってたな。

異常プリオンが発生するかもな。
7名前をあたえないでください
>>2
タイって養殖できてるんじゃないか?
マグロは養殖じゃなくて畜養だけど。