★法務省 再犯防止策など要求へ
法務省は、刑務所を出所した人たちの再犯を防ぐため、職業訓練を行う
施設を設置する費用や、テロ対策の一環として出入国管理を強化するための
費用などを、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を固めました。
法務省がまとめた概算要求の総額は、今年度より5%、361億円多い
総額7631億円余りとなっています。この中では、刑務所を出所した人たちの
再犯を防ぐ対策に重点を置きたいとして、職業訓練を行う施設を全国3か所程度に
設置する費用などとして5億円を要求しています。また、テロ対策の一環として、
日本に永住していない16歳以上の外国人が入国する際、顔写真と指紋を採るための
装置を主要な空港に設置するなど、出入国管理を強化するため61億円を
要求しています。
一方、増員要求として、受刑者の増加に対応するため、刑務所の刑務官などを
712人増やすことや、検察体制を強化するため、検事52人を増やすことなどを
求めています。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/08/24/k20060824000030.html