【群馬】けが・急病増加 日光国立公園・尾瀬 届け出、7月末で51件 最多の勢い

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1ミス・たわし(060918)φ ★
 日光国立公園・尾瀬で、尾瀬保護財団が管理する2か所のビジターセンターへの傷病者の届け
出が7月末までに昨年の入山シーズン総数に迫り、過去最多だった2000年シーズンの70件も
上回る勢いだ。サンダルやTシャツのまま訪れ、転倒したり温度変化に対応できなかったりする例
が目立つといい、草紅葉の見ごろを迎える秋を控え、財団は「2000メートル級の山々に囲まれた
山岳地域であることを忘れないでほしい」と注意を呼びかけている。

 ビジターセンターは登山道の状況や植物情報などを提供する施設。入山者が気軽に立ち寄れ、
けがや急病の場合の駆け込み先にもなっている。

 財団が県、環境省から管理委託を受けている「尾瀬山の鼻」(片品村)と「尾瀬沼」(福島県檜枝
岐村)では今シーズン、傷病者の届け出が5月中旬の山開き以後の3か月間で51件に上り、昨シ
ーズン(5月中旬〜11月上旬)総数の59件に早くも迫った。昨年は8月以降に31件を占め、財団
は今シーズンが最終的に70件を上回る可能性もあるとみている。

 今シーズンの7月末までの51件のうち、主要登山口の鳩待峠に近い山の鼻が9割以上の47件
を占める。けがは8割近い39件を数え、うち8割以上の34件が木道で発生していた。

 雨や雪でぬれた部分をサンダルなどで歩いて転び、頭を強く打ったり、景色に見とれて踏み外し、
足をくじいたりする例が多く、腰を打って身動きがとれなくなったり、足首を骨折したりした人もいた。

 病気では急激な気温変化で体調を崩したり、急な山道で動悸(どうき)に見舞われたりした高齢者
が目立ち、持病の心臓発作を発症した例もあった。

 財団では届け出増加の背景に、今冬の大雪で6月初旬まで雪が一部に残り、木道が滑りやすい
状態だったほか、ばんそうこうや包帯など、軽いけがに備えた救急用品を持参しなかったり、他地
域からの観光帰りに軽装で訪れたりする人が増えていることを挙げる。

 県の防災ヘリコプターが4月末〜7月末の間に、尾瀬へ救助に向かった件数も、過去最多の04
年同期(48件)に次ぐ47件に達した。

 消防関係者によると、「万一、何かあってもヘリが来てくれるので安心」とツアー客に説明する旅
行会社もあるといい、従来、ビジターセンターや山小屋で手当てを受けていた軽傷者が、携帯電話
で直接119番通報する例が増えた影響もあるとみられる。

 財団は「尾瀬への来訪は歓迎するが、山を甘くみると大変なことになる」とし、〈1〉体調を整え、温
度変化に対応できる服装を用意し、両手が自由になるよう装備に気を配る〈2〉下山時間を見据え、
余裕のある計画を立てる――ことは最低限、守ってほしいとしている。

(2006年8月24日 読売新聞)

ソース http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm
2名前をあたえないでください:2006/08/24(木) 05:19:58.06 ID:RSyrYK6S
家から出るな!年寄りは。
3名前をあたえないでください
>>2たまには家から出ろよ