埼玉県内の民間の児童養護施設で、女性保育士(29)が、入所している10歳代の少年と性的
関係をもつなどしていたとして、県が施設を運営する社会福祉法人に対し、児童福祉法に基づい
て改善勧告していたことが21日、わかった。
同施設は、女性保育士を懲戒解雇した。
県こども安全課によると、少年が今年6月、施設側に相談して発覚。県が7月に調査した結果、
女性保育士は1年半以上前から、少年と性的関係をもっていた。
また、この施設では約10年前から、この女性保育士や指導員ら男女職員計8人が、小中学生
の入所者計7人の顔をたたくなど暴行をしていたこともわかったという。
さらに、昨年4月、男性保育士(26)が自宅で、入所者の10歳代の少女と性的関係をもっていた
ことがわかり、施設は同5月、この男性保育士を懲戒解雇したという。
この施設には、3歳〜18歳の約40人が入所している。
(2006年8月21日13時27分 読売新聞)
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060821i104.htm