サリン生成の中心的役割を果たし、地下鉄・松本両サリン事件など6事件に関与したとして
殺人などの罪に問われ、1審で死刑判決を受けたオウム真理教元幹部・土谷正実被告(41)
の控訴審判決が18日、東京高裁であった。
白木勇裁判長は、1審・東京地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
土谷被告は、控訴審では1度も出廷せず、この日も、法廷に姿を見せなかった。
1審判決などによると、土谷被告は、94年6月の松本サリン事件で使用されたサリンを生成。
95年3月の地下鉄サリン事件のサリンは、教団元幹部遠藤誠一被告(46)(1審・死刑、控訴審中)
らを指導して生成させた。このほか、94年12月にスパイ疑惑をかけられた信者の浜口忠仁さん
(当時28歳)の殺害に使われた猛毒のVXガスを生成するなど、3つのVX事件に関与するなどした。
教団による一連の事件で死刑が言い渡されたのは計13人で、うち1人が確定している。
松本智津夫被告(51)は、東京高裁の控訴棄却決定を不服として最高裁に特別抗告しているほか、
最高裁に上告中が8人、控訴審公判中が2人となっている。
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060818it02.htm?from=top 関連スレッド
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