2006.08.17
Web posted at: 14:22 JST
- CNN/AP
ジャカルタ──インドネシアの保健当局は16日、西ジャワ州の9歳少女が
高病原性鳥インフルエンザで死亡した、と発表した。同国における鳥インフル
エンザ死者はこれで、世界最多の45人に達した。
保健省の機関が、感染を確認した。調査結果は、米国系の研究機関も、
確認したという。
保健当局によると死亡した少女は、首都ジャカルタの南東150キロにある
村の出身で、17歳の姉も鳥インフルエンザの症状で、手当てを受けている
という。この村では、少女のほか少年1人も死亡しており、少年の死因に
ついて、詳しく調べる予定。
この村における感染ルートは、鳥インフルエンザに感染した鳥に接触した
ためと見られている。
世界保健機関(WHO)によると、8月14日現在の感染者数は、世界10カ国
で238人で、うち139人が死亡している。
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200608170007.html