【技術】「虫の鼻」に注目するにおいセンサープロジェクト[06/08/14]

このエントリーをはてなブックマークに追加
1まぁいいか(060918)φ ★
 オーストラリアの科学者が、虫の嗅覚を「電子の鼻」の開発に役立てることに
注目し始めている。彼らはこれが、いつかワインの香りや風味を測定できるように
なると期待している。

 電子の鼻(においセンサー)は、航空機や列車の搭乗前チェックで、旅客に
爆発物の痕跡が付いているかどうかを調べるのにも利用されるかもしれない。

 主任研究者のステファン・トローウェル氏は8月11日に、虫がにおいを処理する
方法を人工的にコピーして、ワインなどの食物の微妙な違いを測定できるように
なると確信していると語った。

 だが同氏は、電子の鼻はいつか、空港警備において麻薬犬に取って代わったり、
ある種のがんの最初の非侵襲性簡易検査になるかもしれないとも語る。

 「現時点では、機械よりも犬の鼻の方が有効だ」と同氏はReutersに語った。

 「だが、本物の鼻に近くて信頼できるものに対する大きなニーズがある」(同氏)

 この450万豪ドル(350万米ドル)の電子の鼻プロジェクトは、オーストラリア政府の
研究機関CSIRO、オーストラリア国立大学、モナッシュ大学の共同研究だ。

 トローウェル氏は、虫は単純な遺伝子構造と神経構造をしており、彼らが
どのように鋭い嗅覚を使っているかを容易に調べられると語る。

>>2以降に続く)

ソース:ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0608/14/news013.html
2まぁいいか(060918)φ ★:2006/08/14(月) 19:55:12.35 ID:???
 「虫を捕まえて実験して、彼らにどのにおいが分かるかを尋ねることができる。
彼らは好きなものには近寄り、嫌いなものからは離れる。それを測定することが
できる」(同氏)

 虫がどのようににおいを処理しているのかを理解できれば、それを電子の鼻で
再現することができると同氏は語る。

 同氏は、電子の鼻を警察のアルコール検知器と同じような方法で利用して、
結核や肺がんなどの病気を早い段階で検出するのに役立てることもできる
だろうと話す。

 5〜7年で製品を市場に出せると同氏は期待しているという。同氏は、この製品は、
ワインメーカーがブドウの最適な収穫期を知り、ワインの味をもっとうまく調整できる
ようにしてくれると見込んでいる。

 主要ワイン生産国であるオーストラリアは、年間に約14億リットルのワインと
ブランデーを製造し、7億3000万リットル以上(約30億豪ドル相当)を主に英米に
輸出している。

 だがトローウェル氏は、電子の鼻が伝統的なワイン製造技術に取って代わることは
ないだろうと話す。

 「この装置がワインを変えることはないが、あらゆる点でワインの品質を高めるのを
容易にするだろう」(同氏)
3(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2006/08/14(月) 20:21:37.14 ID:WPN4Ysai
正確には「特定の匂いを感じたらとりあえず風上に移動」
を繰り返してるだけなわけで、匂いだけでは方角まではわからん

匂いが途切れたらランダムに動きまわって、匂いをキャッチしたら
風上に移動、そうこうするうちに匂いの元にたどりつく
4名前をあたえないでください:2006/08/14(月) 20:56:25.66 ID:JRU12J6y
>>3
それでも、うちのハエはあっというまに来ます
5(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2006/08/14(月) 21:05:48.03 ID:WPN4Ysai
>>4
そりゃ対象が視界に入れば即ロックオンだろ

視覚でカバーできない範囲で嗅覚を使用するわけで
6名前をあたえないでください
×虫の鼻
○虫の嗅覚