同じ暴力団の幹部の死体を遺棄したとして、新潟県警組織犯罪対策課などは13日、いずれ
も暴力団幹部の新潟県長岡市中条新田、露天商田中富士夫(50)、同県三条市渡前、同
小林亮(33)、同市吉野屋、中古車販売業宮島善昭(31)ら5容疑者を死体遺棄の疑いで
緊急逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、いずれも同じ暴力団の組員の同市四日町、無職佐藤広樹(27)、
住所不定、露天商村上裕(26)の両容疑者。
調べによると、田中容疑者らは10日午前0時ごろ、群馬県みなかみ町永井の国道17号
わきから、いずれも同じ暴力団の幹部の新潟市木場、貸金業山際勉さん(43)と、同市女
池、貸金業手伝い小林好信さん(34)の2遺体を約30メートル下の斜面に遺棄した疑い。
田中容疑者ら5人は12日午後11時ごろ、新潟西署に自首してきた。
同課などによると、田中容疑者らは「金銭トラブルがあった」などと2人の殺害についても
ほのめかしているという。
同県警は13日、遺棄現場に捜査員らを派遣し、遺体を収容した。
ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060813i102.htm