【米国】ラスベガスの「核実験博物館」で原爆被害展…長崎平和祈念館

★長崎平和祈念館、米国・核実験博物館で原爆被害展

　国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館（長崎市）は５日、米ネバダ州ラスベガスの
核実験博物館で、原爆被害の実態を伝えるための展覧会を開催した。２７日までの
期間中、被爆者の講演や写真展示など、幅広く反核メッセージを米国民に届ける試みが続く。
　原爆展では、長崎と広島の被爆地の写真や被爆者の遺品など約６０点を展示。
長崎市で被爆した丸田和男さん（７４）が５日から３日間、家族や友人を原爆で失った
体験を報告する。このほか、自身も被爆しながら患者救済に奔走した医師の
故秋月辰一郎さん（昨年１０月死去）の半生を描いたアニメ映画「アンゼラスの鐘」を上映。

　昨年２月に開館した同博物館は、米国の核実験や核兵器開発の歴史を紹介する施設で、
これまでに４万人以上が訪問した。館内には核実験のビデオ展示のほか、実験時の
音と振動を体験できる「グラウンド・ゼロ・シアター（爆心地劇場）」も併設されている。

産經新聞　http://www.sankei.co.jp/news/060806/sha027.htm

なんともいえん