★金融機関への苦情・相談件数が急増・金融庁に4―6月1万4000件
金融庁に寄せられる金融機関への苦情・相談件数が急増している。
4―6月期の受付件数は約1万4000件とその前の4半期の1.4倍にのぼり、
初めて1万件を超えた。貸金業や保険会社への苦情・相談の増加が目立つ。
消費者金融大手アイフルなど業界を代表する有力企業への処分をきっかけに、
利用者が金融機関を厳しい目で見始めたことがうかがえる。
金融庁は2005年7月に一般からの苦情・相談を受け付ける専門窓口を設置し、
3カ月ごとにその件数を集計、公表している。4―6月の苦情・相談では、
貸金業に関するものが前4半期比2.3倍の1915件と急増。
「職場に取り立てにくる」など、当局からみて貸金業規制法に触れると
みられる行為を訴える声が248件あった。個別の契約について、
違法性があるのかどうか照会を求めたのも300件あり、貸金業に対する
利用者の警戒感が高まっているもようだ
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060806AT2C0501B05082006.html