【米国】イラク政策で米上院公聴会 司令官が「内戦の恐れ」を指摘[08/04]

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1兄メイト(060918)φ ★
2006.08.04
Web posted at: 11:33 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 米上院軍事委員会は3日、イラク政策をめぐる公聴会を開き、ラム
ズフェルド国防長官、アビザイド中央軍司令官らが証言に立った。アビザイド司令官は
バグダッドなどで宗派間抗争が激化している状況に懸念を表明し、内戦につながる恐
れがあるとの認識を示した。

アビザイド司令官は、イラクの現状を「これまで見た中で最悪」と表現。イスラム教シー
ア派とスンニ派の対立に、国際テロ組織アルカイダや反政府組織の活動が加わって危
険な状態に陥っているとの見方を示し、「国際社会や地域が協力して圧力をかけなけれ
ば、過激主義の増長につながる」と警告した。

「宗派間の対立を1年前に予想できたか」(マケイン議員)との質問に対し、アビザイド司
令官は「緊張が高まっていることは明らかだったが、このようにひどい暴力は予想しなか
った」と回答。ペース統合参謀本部議長も「予想はしていなかった」と述べた。

一方、公聴会にいったん欠席の意向を示し、急きょ出席に転じたラムズフェルド長官に
対しては、ヒラリー・クリントン議員が「イラクやアフガニスタンをめぐり、これまでに多く
の判断ミスがあった」とする批判を展開。長官は「状況に応じて判断を調整してきたが、
楽観的過ぎた覚えはない」などと反論した。イラク駐留米軍については「性急な撤退は
避けるべき」との立場をあらためて示した。

ソース CNN:
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200608040003.html
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