★「捏造ではない」と見解 早大論文疑惑で分析化学会
早稲田大の松本和子教授の論文データ捏造疑惑を調査している日本分析化学会は29日、
「故意ではなく、捏造には当たらない」とする中間報告を発表した。
同学会は、松本教授が昨年度受賞した学会賞に関連する論文計24本の内容について、
学会内外の専門家11人から成る調査委員会を設置して調べた。調査では、松本教授
本人の出席を求めて事情を聴いたほか、実験データを記したノートも提出されたという。
その結果、米国の化学誌に掲載された論文の中の、テルビウム錯体と呼ばれる物質に
関する数値について「信頼性が不十分で再検討を必要とする値だが、故意に実験事実を
曲げたり、実験事実がないのに値を記載したわけではない」との見解を示した。
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006072900152 松本和子は学長選挙の政争の具にされたとする異見がある一方、進退については松本教授の御判断に委ねるということは、誰もタッチしたくなかったということだ。つまり、辞職しろという意味の婉曲話法の中の婉曲話法ということだ。