県立新庄病院の医療機器納入をめぐる談合事件を受け、山形大医
学部は25日、医学科の教職員約310人に対し、社会規範に関する説
明会を開き、業者との付き合い方などを定めた大学規則の順守、寄
付金の適正な処理など、ルールの徹底を求めた。
嘉山孝正学部長は▽機器の購入▽職員の兼業▽寄付金に関する
基準▽研究活動の不正行為防止−などについて、あらためて規則を
説明。特に、業者との付き合い方については「安全な医療のため、機
械や薬剤の情報はどんどん仕入れてほしい。密着は癒着ではない」
とした上で「購入の際、機器を指定しても業者は指定しないルールを
守る。当たり前のことを当たり前にしよう」と強調した。
談合事件では、同学部の小谷直樹教授(49)が特定業者が落札で
きるよう指示したなどとして、競売入札妨害(談合)容疑で書類送検さ
れた。
そーす
http://yamagata-np.jp/kiji/200607/26/news05542.html