キュウリに災厄を閉じ込めて無病息災などを願う「きうり封じ」が土用の丑(うし)の日の
23日、西条市楠の世田薬師栴檀寺(田中誠時住職)であり、多くの高齢者や家族連れが
参拝に訪れた。
きうり封じは瓜(うり)に病気や災難を封じ込めて身代わりになってもらっていたのが
始まりで、同寺で約300年前から続いている伝統行事。
現在では手に入りやすいキュウリを使っている。
祭壇前には参拝者の名前、治したい病名などを書いた紙を張り付けたキュウリがどっさり。
読経して田中住職が1本ずつ手に取り、「えいっ。えいっ」と気合いを込めながら災厄を
キュウリに封じ込めた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20060723/news20060723984.html