22日午前零時45分ごろ、足利市伊勢南町の国道293号交差点で、乗用車が道路左側の
信号柱に激突、助手席に同乗していた足利署警備課の男性巡査長(32)が左足を骨折し
3カ月の重傷を負った。同署が運転者の呼気検査を実施した結果、飲酒(呼気1g中0・25
_g)が判明。同署は業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、足利市
千歳町、同署事務吏員大野良介容疑者(21)を逮捕した。大野容疑者は同署警務課で主に
署長公用車の運転を担当しており、県警は近く懲戒処分を下す方針。
調べによると、大野容疑者は二十一日午後八時ごろから同十時すぎまで、巡査長と二人
で足利市朝倉町内の居酒屋でビールや酎ハイを飲酒。二人はさらに近くのカラオケボックス
で果実酒を飲むなどして二時間半ほど過ごし、大野容疑者が約一キロ北の巡査長の自宅
アパートに送り届ける途中で事故を起こした。
現場にスリップ痕はなかったとみられる。巡査長はかなり酔っていたという。
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