【国際】鳥インフルエンザ感染死、最多の４２人に　インドネシア　[07/20]

ジャカルタ──インドネシア保健省は２０日、今月中旬に死亡した４４歳男性が、
高病原性鳥インフルエンザに感染していたことを、世界保健機関（ＷＨＯ）の
研究機関が確認したと発表した。これにより、同国における鳥インフルエンザの感染死者数は
計４２人に達し、最多のベトナムと並んだ。

保健省によると、今月１２日に死亡した男性はジャカルタ東部の郊外の住民で
鳥インフルエンザ・ウイルスに感染した鳥と接触していたという。高熱と咳（せき）
呼吸困難などの症状が出て入院し、２日後に死亡した。

ＷＨＯによると、高病原性鳥インフルエンザによる死者は２００３年以来
計１３２人に達している。このうち、被害が最も大きいのはベトナムで、昨年末までに
４２人の死者を出したが、感染拡大対策が進んで、今年に入ってから感染者は出ていない。

一方、インドネシアでは今年に入ってから感染者、死者ともに増加。対応を求められている
政府が、資金不足を理由に積極的な対策を取っておらず、各方面からの批判が高まっている。


ソース＠CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200607200005.html

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