【社会】高松塚古墳:壁画劣化問題で文化庁作業部会

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1ミス・たわし(060918)φ ★
 奈良県明日香村の特別史跡・高松塚古墳(7世紀末〜8世紀初め)の国宝壁画劣化問題で、
文化庁の同壁画恒久保存対策検討会作業部会が19日、東京都内で開かれた。
解体した石室について、修理して現地に戻しても、修理に使う合成樹脂の劣化のため、
20〜30年後に再び解体修理をする必要性があることが示された。
石室解体後の墳丘の当面の整備については、石室のレプリカを設置して公開する案が優勢となった。
いずれも作業部会案として今月中に開く予定の検討会で審議される。

 石室は来年3月に解体され、約10年かけて修理する計画。

 修理後の石室について委員の川野辺渉・東京文化財研究所修復材料研究室長が
「天井石では壁面が下を向くため、しっくいのはく落止めや石材との接着に使われる合成樹脂の量が多くなり、
樹脂の劣化で20年後には再び壁面を上にして修理するために解体が必要。側石は30年後では」と報告。

 さらに「濃い色のカビやゲルが長時間残った汚れが除去できる可能性は現時点では非常に難しい」とし、
「発見当初のような明るい壁面にはならず、修理後はぬれたようになる」と話した。

 委員の肥塚隆保・奈良文化財研究所保存修復科学研究室長は石材の修復について報告
。「天井石のように大きな亀裂があれば二つに分離させ、中に芯(しん)を入れて修復することもあり得る」とした。

 石室を取り出した後の墳丘については▽埋め戻す▽保存施設を撤去し築造当時に復元
▽石室のレプリカを設置し保存施設を公開施設に転用−−の3案を検討した。【林由紀子、大森顕浩】

毎日新聞 2006年7月19日 20時16分

そーす http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20060720k0000m040097000c.html
2 【news:1】
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