【ソウル22日聯合】韓国で社会の二極化問題が話題となる中、
北朝鮮でも貧富の格差が拡大し貧困層の飢えが深刻化するなど、
二極化が進んでいることがわかった。北朝鮮支援団体「良き友人」は23日、
ニュースレターを通じ、北朝鮮の地域間、農村と都市間、
都市内の中心地域と周辺地域間で格差が生じていると伝えた。
北朝鮮社会では富裕層は2700万〜4000万ウォン以上の住宅で暮らし、
冷蔵庫や洗濯機などの電子製品はもちろん、ヘルパーを雇用している場合もあるという。
3〜4人家族基準で1日平均3万ウォン相当を食費に使っており、
食費を除く月平均支出は100万ウォン以上という。これに対し、
中間層は食費が1日3000〜5000ウォン、
生活費が月10万〜15万ウォンを、貧困層は食費1日1000〜1500ウォン、
生活費が月3万〜4万ウォンの支出にとどまっている。
特に高齢者や病気の人、障害者などは国からの配給やお金でかろうじて命をつないでおり、
家も親もない子どもは飢えに耐えられず、窃盗や物乞いで生き残っている。
また、労働力確保のため国が出産を奨励しているにもかかわらず、
20〜30代の女性は生活困難を理由に中絶するケースも増えているという。
このほか、都市部でも区域によって住宅価格に差がある一方、
同じ条件の住宅でも地域によって価格に開きがあるなど、都市間でも生活水準の格差が拡大しつつある。
こうした実状について同団体は「北朝鮮に支援を行う際には、
貧困層を優先援助対象に指定するスタイルの支援に乗り出すべきだ」と強調した。
ソース:聯合ニュース
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=142006062201100 関連スレ:
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