F1で最もお金をかけているチームは、世界のトヨタではなく
マクラーレンだという。
雑誌『Business F1』に掲載された記事によると、マクラーレンの投資額は
推定で、年間4億ドル(約460億円)に上り、トヨタの3億9,300万ドル(約452億円)を
上回るとのこと。
この2チームに続くのが、Honda Racing F1の3億8,200万ドル(約439億円)と
BMWザウバーの3億7,800万ドル(約434億円)で、意外にもフェラーリは5位で、
3億2,900万ドル(約378億円)と見られている。
昨年、ドライバーズランキングとコンストラクターズランキングの両方で
タイトルを獲得し、今年もトップを独走するルノーは6位で、
およそ3億ドル(約345億円)。
驚くことに、レッドブルが2億100万ドル(約231億円)で7位だという。
あまりコストをかけていない、残りの4チームの中で、
ウィリアムズが1億3,400万ドル(約154億円)で続き、今シーズン新加入の
SUPER AGURIは9,500万ドル(約109億円)で、MF1の7,600万ドル(約87億円)と、
最も投資額の少ないレッドブルのジュニアチーム、トロ・ロッソの
6,600万ドル(約75億円)を上回っている。
興味深いことに、フェラーリのスポンサーを務めるフィリップモリスは、
1年に9,700万ドル(約111億円)を投じていると言われており、
これはSUPER AGURI、MF1、そしてトロ・ロッソの年間予算額よりも多い
金額なのだ。
全チームを合わせると、25億ドル(約2,874億円)もの莫大(ばくだい)な金額が、
F1レースにつぎ込まれているというのは驚くほかない。
ニュースソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060617-00000010-fliv-spo