与党と民主党は26日午後、国民投票法案を衆院にそれぞれ提出した。来月1日の衆院本会議で両案の趣旨説
明と質疑を行い、審議入りする見通しだ。1947年の現行憲法施行後、初めて国会で憲法改正に関連する法案が
議論されることになる。
両案は共通部分も多く、与党側は衆院採決までに民主党と修正協議を進め、3党での共同修正案可決を目指し
ている。だが、小沢一郎代表の下で対決色を鮮明にする民主党との協議は難航しており、今国会での成立は困難
との見方が強い。
与党案は、「投票権者は20歳以上」「国民投票の対象は憲法改正に限定」などの内容。
民主党案は、投票権を18歳以上に与え、国会の議決があれば16歳以上にも認めている。また、改憲以外の国
政の重要問題に関する国民投票も可能としたほか、白票については反対とみなしている。
両案ともメディア規制を設けない点は共通しており、投票日前の7日間、テレビやラジオでスポットCMを禁止する
点でも足並みがそろった。憲法全体を一括で問う方式ではなく、項目ごとに個別投票とする点も同じだ。
国民投票をめぐる運動規制に関しては、与党案が公務員や教育者の地位利用を禁じているのに対し、民主党案
には規定がない。
ソース:Sankei Web
http://www.sankei.co.jp/news/060526/sei090.htm 関連
【政治】憲法改正以外にも拡大、民主が国民投票法案で対案[05/23]
http://live14.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1148383290/l50