【ローマ11日共同】サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)での不正行為の
疑いで捜査を受けているユベントスは11日、取締役が総辞職すると発表した。
14日のセリエA最終戦で29度目の優勝を狙う強豪が、クラブ史上最悪とも
いえるスキャンダルに揺れている。
ユベントスは昨季(2004−05年)開幕前後に、幹部が同国サッカー協会幹部
と交わした電話を検察当局に盗聴され、同クラブに有利な判定をする主審を指
名するよう圧力をかけたとみられる。検察はクラブ上層部のほとんどが関与して
いるとみて、既に複数幹部から事情を聴取している。
協会では8日にカラーロ会長が辞任し、11日には電話の当事者の一人だった
マッツィーニ副会長も辞任した。
SANSPO.COM
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