千葉県鎌ケ谷市は、小中学校の通学路の整備や校舎の改修など、
子供の安全確保に充てる市民参加型のミニ公募債「こども安全市民債」を5月末に発行する。
総務省は「目的を子供の安全に限定した公募債は珍しい」としている。
市民や市内に事務所がある法人・団体が対象で、1口10万円以上、100万円以内で購入する。
年利1・1%、5年満期で一括償還される。発行額2億円に対し、3億8000万円以上の応募があり、
抽選で購入者を決定した。
小学生が被害に遭う殺人事件が昨年、広島県や栃木県で相次ぎ発生。
鎌ケ谷市は市職員やPTAによる下校時の巡回などを強化したが、
市民から歩道がない通学路の整備や街路灯設置の要望が出ていた。
公募債の2億円は、安全な通学路を設置する用地買収費や、
小中学校4校の体育館の床や窓枠改修費に充てる。
■ソース
Yahoo!ニュース(共同通信) - 5月4日16時15分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000072-kyodo-soci