岡山県倉敷市の「倉敷チボリ公園」を運営する第三セクター「チボリ・ジャパン」の服部芳明社長(60)は
25日記者会見し、辞任することを発表した。服部社長は、セクハラ(性的嫌がらせ)行為で、
女性社員から強制わいせつ罪で告訴されているが、告訴が辞任の直接理由ではないとし、
「体調不良による健康上の理由」と強調した。
服部社長は三菱商事の元岡山支店長。岡山市長となった高谷茂男前社長の後任として
昨年9月に社長に就任した。正式な退職は後任の決定後になる見通しだが、
同社会長で筆頭株主の岡山県の石井正弘知事にはこの日午前、辞任を申し入れた。
服部社長は今年1月、倉敷市内のホテルのバーであった同社の新年会二次会で、
女性のジーパンに手を入れるなどしたとして、倉敷署に告訴されている。
チボリ公園は入園者が低迷。平成16年度決算で78億円の累積赤字を抱え、
岡山県が県立公園とする再建策をまとめたばかりだった。
◆ソース:Sankei web
http://www.sankei.co.jp/news/060425/sha096.htm